注意の仕方

夕飯後の事。
爪を噛む癖のある長女、
夫に「爪を噛むな」と注意される。

普段ならそこで「まだ噛んでない」などなど長女の言い分が入るわけだが
今日は先手を打って「いや、爪の皮を噛むな」と注意された。
その事におそらく「イヤミ言われた〜」と受け取ったのであろう長女、
「今日は爪を噛んでました!爪の皮じゃない。」と反論。

横で聞いてた私は「そういう問題??」と思い、割って入る。
爪も爪の皮も「噛む」という行為自体ほぼ変わらない訳で、
「爪だ」「皮だ」と言い合っても注意の内容は変わらないはず。
なのに長女は「注意されたポイント」にこだわる。

自分のズバリやっていた行為に対して叱るのは正当であり、
そうじゃないなら言いがかり・・・という考えなんであろう。

「先生に『授業中に絵を描くな』と絵を描いてないのに言われたら腹がたつでしょ?」という言い分。
確かにやっていない事を注意されたら腹が立つでしょう。
でも「これは絵じゃない。イラストです。」とか言えば、やっぱりそれは間違っている。
先生は「何を書いていたか」が問題でなく「授業を集中して受けない事」を叱っているんだから。

その事を説明しても長女は聞く耳持たず、「ああいう叱り方をしたのが悪い」と譲らず。
「なぜああいう叱り方をしたのか」と言う事は考えないのか、都合悪いから見て見ぬふりなのか。
挙げ句の果てには乱暴に部屋に帰っていった。

その態度が自分のイメージを作っていることを、
今回の注意に繋がっていることをわかっているのだろうか?

拗ねて注意を全否定したことで
私自身が「面倒臭い」「無駄」と思い、次からは注意することが減るだろう。
このやりとりはなかったこととして、彼女自身のやったことをリセットするかもしれない。
しかし、例えばゲームをリセットしていても、プレイヤーの失敗した経験や
不本意なストーリーによる嫌な思いは記憶されたままな訳である。
同じようにスルーしても私の中の彼女へのネガティブな感情と不信感は消えるわけではない。
その事に長女が気がつくのはいつの事なんだろうか?
自分とは違う立場の人間の事にも気を配れないようじゃ自立はほど遠いのかなぁ?